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金沢区・磯子区 スポーツ

公開日:2023.03.23

多くの子に活躍する場を
少年サッカー「あすなろ杯」

  • 84回大会の反省会で挨拶する山田理事長

 一人でも多くの子どもたちに、サッカーで活躍の場を与えたい--。こうした思いを形にし、横浜南部エリアで40年以上の歴史を持つ大会が「あすなろ杯サッカー大会」だ。出場できるのは、横浜市サッカー協会が主催する公式戦に参加できない選手が中心だ。

 主催するのは「横浜南部サッカー同好会」(山田淳二理事長)。金沢・磯子・港南・南などから理念に共感した37チームが加盟する。1年ごとに持ち回りで幹事チームを務め、春と秋の年2回の大会を運営している。

 現在、市サッカー協会主催の公式戦は、春と秋の年2回。1試合は8人制で、ベンチを含めて登録できる人数は20人となる。大会は6年生以下、4年生以下、2年生以下の3カテゴリーに分かれるが、チームが抱える選手が多ければ大会メンバーに登録すらできない選手も出てくる。独自に大会を行うチームもあるが、会場や運営などの面から、どこでも実施できるほど簡単ではない。

 そうした中で、あすなろ杯は40年以上に渡って継続。少子化が進んではいるものの、直近の84回大会は約800人が参加した。ある参加チームの代表は「あすなろ杯があるこの地域は恵まれている。歴史も長く、この大会が子どもたちのモチベーションにもつながっている」と話す。

 今年は4月29日に開会式を予定し、7月2日の決勝戦を目指した戦いが始まる。山田理事長は「子どもたちの活躍は、家族全員がうれしいはず。できる限りは続けていきたい」と話した。

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