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金沢区・磯子区 ピックアップ(PR)

公開日:2023.10.19

長引く咳に注意!乾燥を防ぎ潤いを

 ようやく秋らしくなってきましたが、秋は乾燥が気になる季節です。残暑で発汗過多が続き元気も潤いも消耗しているため、乾燥に弱い身体になっているはずです。

 中医学では、湿気を嫌う「ひ(脾)」が弱っていた蒸し暑い季節から一転して、秋は潤いを好み乾燥を嫌う「はい(肺)」が影響を受けるようになり、空咳や痰のからみ、ぜんそく、肌のかゆみ・カサつき、髪のパサつき、便秘など多くのトラブルが起きやすくなります。

 肺の働きが弱ると、皮膚や粘膜のバリアの働きをする「えき(衛気)」も不足して、気候変化や細菌・ウイルスなどのじゃき(邪気)から身体を守れなくなり、体調を崩す原因になります。

 肺を乾燥から守るために、潤いとなる食材を取り入れ養生しましょう。肺を潤すためにはレンコン、大根、長ネギ、白菜などの「白い食べ物」が良いといわれています。

 こまめに水分を摂っても胃腸で吸収されなければ潤いになりません。

 肺の潤いと衛気を補うための漢方薬も色々ありますが、「ばくみさんかりゅう(麦味参顆粒)」などのきいんそうほざい(気陰双補剤)や「はっせんがん(八仙丸)」などのほじんやく(補腎薬)で潤燥し、衛気を補うには「えいえきかりゅう(衛益顆粒)」などで補気することもおすすめです。

 秋の養生は、肺を守って風邪をひかずに、冬を元気に過ごして行くためにも大切です。

開気堂薬局

横浜市金沢区谷津町363-1

TEL:045-790-5691

https://www.kaikido.jp/

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