磯子区岡村の三殿台考古館(橋本昌幸館長)に11月3日、モンゴルの移動式住居「ゲル」が登場した。
これは同館と横浜ユーラシア文化館=中区=が主催、日本モンゴル協会が協力して実施された初の試み。現在は工事で休館中の同文化館が所有するゲルを活用し、モンゴルの文化に触れてもらおうと企画された。
晴天に恵まれた当日は、親子連れを中心に400人以上が同館を訪れた。参加者たちは特別に設営されたゲルの内部や周囲を見学したほか、モンゴルの楽器・馬頭琴の体験も実施。子ども用の民族衣装も用意され、ゲルの前などで記念撮影を楽しんでいた。
橋本館長は「草地はゲルに合うと思っていたので、良い機会だった。天気も良く、竪穴式住居とゲルが並んだ普段と違った風景を皆さんに楽しんでもらえたのでは」と話した。
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