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金沢区・磯子区 社会

公開日:2023.11.30

市電保存館
「花電車」の展示を終了
職員手作り、12月10日まで

  • 花電車と制作に携わった高橋さん、武藤館長、小池恵さん(左から)

 磯子区滝頭の横浜市電保存館で展示されている「花電車」が、12月10日(日)で展示を終える。

 祝い事などの際に運行されたという花電車。展示されているものは2017年に、磯子区制90周年を記念して職員の手作りで制作された。

 モデルは横浜市電が廃止された1972年に、実際に市内で運行された花電車だ。写真や動画を参考にして、職員たちが通常業務の合間で約3カ月かけて制作した。無蓋貨車という車両をベースにして、発泡スチロールで作ったかもめや紙製の花、LED電飾などを組み合わせて当時の様子を再現。制作に携わった職員の高橋宗孝さんは「振り返ると、よく作ったと思う。もう一度作ってと言われてもできない」と話す。

再び無蓋貨車に

 10日以降は装飾を外し、6年ぶりに無蓋貨車として展示する。

 同館の武藤隆夫館長は「6年間にわたり、花電車としてご好評いただきありがとうございました。無蓋貨車としての展示もぜひ楽しんでほしい」と話している。

 開館時間は9時30分から午後5時(入館は4時30分まで)。月曜休館。

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