スポーツ感覚でごみ拾いに取り組む「スポGOMI大会in磯子」が昨年12月16日、磯子駅周辺で初開催された。子どもから大人まで20チーム71人が参加し、総重量52・68kgのごみを集めた。
スポGOMIは、ごみ拾いにスポーツの要素を加えた競技。制限時間内に定められたエリア内でごみを拾い、ごみの質と量でポイントを競い合う。楽しみながら環境問題に関心を持ってもらおうと磯子区役所が主催し、各地でスポGOMIを運営する(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ、(一社)F・マリノススポーツクラブが協力。一昨年は企画されるも雨天で中止となり、今回が初開催となった。
参加者は磯子区役所駐車場に集合。開会式でルールなどを確認した後チームに分かれ、1時間にわたって同駅周辺約1・5Km圏内でごみを拾った。
優勝したのは、区内中原在住の中川渡さん・美智子さん・大輝さんの一家で参加したチーム「海」。8・61kg、1053・5ポイントを集めて1位になった。日頃から家族で磯子海づり施設を訪れ、「湾岸道路沿いにごみが多いことが気になっていた」と美智子さん。「人通りが少ない場所はやっぱりごみが多かった。子どもと一緒に参加できて楽しかった」と話した。
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