京浜急行電鉄(株)は3月15日、引退した鉄道車両の部品を利活用したリノベーション分譲マンション「プライムフィット横浜富岡」=金沢区富岡西=の内覧会を行った。
マンションは築28年の社宅を一棟リノベーション。共用部のワークスペースには、2023年3月15日に引退した同社の通勤車両1500形で使われていた「座席」をソファとして設置。荷物を置く「網棚」も備え車内を再現。個室の壁面には「車両銘板」を飾り、入室表示に「車側灯」を使用している。
この企画は同社生活事業創造本部すまい事業部の齋藤健介さん(26)が主に担当。同社の久里浜工場にある引退車両の部品を継承し、環境へ配慮した鉄道会社ならではのものづくりをしたいと1年半前から企画。「引退車両の活用が商業施設やカフェなどにも広がっていけば」と話していた。
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