磯子区栗木在住の本多俊介選手(25・E&Jカシアスジム)=人物風土記で紹介=が昨年12月21日に行われたボクシングの「第71回全日本新人王決定戦」ライト級で優勝した。
プロボクサーの登竜門といわれ、12階級ごとに東日本(東軍)と西日本(西軍)のトーナメントを勝ち上がってきた代表選手が戦う。17人が出場したライト級の東軍代表として出場した本多選手の対戦相手は、技術もスピードもある選手。試合の動画を見て研究を重ね、「何があろうと優勝すると決めていた」と強い気持ちで挑んだ。序盤は相手の様子を見るなど慎重な試合運びだったが、2ラウンド目はボディを叩き続け、相手のスタミナを奪取。3ラウンド目では左フックでダウンを奪い、その後も畳み掛けの攻撃で左ストレート、右アッパー、左フックを決めたところでTKO(テクニカルノックアウト)で勝利した。
優勝について「まずほっとした。この喜びは何物にも代えられない。最高だなと思った」と話す。東日本新人王戦では技能賞にも選ばれた本多選手。ライト級日本ランキング12位となり、「今年はランキングを一つでもあげていきたい」と話した。
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