横浜高校=金沢区能見台通=野球部が、甲子園球場で3月18日(火)に開幕する「第97回選抜高校野球大会」に出場する。出場は2019年以来、6年ぶり17回目。06年以来、4度目の優勝を目指し、市立和歌山高校との初戦へ臨む。
横浜は昨秋の神奈川県大会、関東大会で優勝し、明治神宮野球大会も27年ぶりに制した。今年1月24日に開かれた選抜大会の選考委員会では、2年生左腕の奥村頼人さんと1年生右腕の織田翔希さんを中心とする投手力と少ないチャンスを生かす勝負強さが評価され、関東・東京地区の出場校として選出された。
選出を受けて村田浩明監督は「神宮大会は優勝できたが、反省するところもたくさんあった。できなかったこと、足りなかったことを明確にして、春の甲子園でパワーアップした姿を見せられるようにしたい」と話し、更なる進化へ向けて準備を進めてきた。
一戦必勝の先に
甲子園で春夏通算5度の優勝実績がある横浜だが、甲子園の舞台は22年夏の選手権大会以来。優勝は06年の選抜大会が最後となっている。
前回明治神宮大会を制覇した28年前には松坂大輔さんらを擁し、その後の甲子園で春夏連覇を達成。現在のチームも「総合力は全国トップレベル」(選抜選考委員会)とされ、今大会の優勝候補という呼び声も高い。阿部葉太主将(2年)は「どこも自分たちを倒しに来る。それ以上の準備をしていけたら。勝ち続けるのは簡単ではないが、とにかく先を見ず目の前の試合で一戦必勝で戦っていく」と語る。
7日に行われた組み合わせ抽選会の結果、初戦は大会2日目の第2試合で市立和歌山と対戦することが決まった。試合は19日午前11時30分開始予定。再び全国制覇を目指し、春の甲子園での挑戦が始まる。
![]() 選抜旗を手にする阿部主将(左)と村田監督=2月14日
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