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金沢区・磯子区 社会

公開日:2025.07.17

地域防災のチカラ
いつもの暮らしで備えも
無印良品と金沢区が授業

  • ハンカチをマスクにする児童たち

 金沢区の並木第四小学校で6月26日、無印良品イオン金沢八景と金沢区役所の協働による防災出前授業が行われた。

 両者は以前から連携し、区内の小学校で防災に関する授業を行ってきた。今回は「くらしの備え。いつものもしも。」をコンセプトに日常からの備蓄を呼び掛ける無印良品が、災害を想定した備えについて3・4年生約60人に解説。さらに、横浜市が製作する「じぶん防災ハンドブック」を元に、区役所職員が災害時に想定される被害や避難所などについて説明した。

 授業では懐中電灯・ゼリービーンズ・レトルトのバターチキンカレー・非常用トイレセット・ラップの中から、どの商品が停電や断水などの時に役に立つのかを考えるグループワークも。児童たちからは「暗い時には懐中電灯があれば照らせる」「水が使えなくても、レトルトカレーならレンジを使えば食べれる」といった声が上がった。

 また、同店は包帯や風呂敷などさまざまな使い方ができるハンカチを児童たちへプレゼント。その場でマスクとしての活用法も実践した。同店の須藤陸店長は「身近なものがもしもの時に役に立つ。おうちの人とも話してみてほしい」と児童たちに呼び掛けた。

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