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金沢区・磯子区 社会

公開日:2025.07.31

警察・消防の仕事を体験
金沢区で初の合同企画

  • 白バイなどが並んだ乗車体験

 金沢警察署は7月23日、金沢消防署と合同で「オープンカンパニー」を実施した。採用活動につなげる目的で学生に仕事の内容を伝えるもので、両署のタッグは初。高校生・大学生・専門学生35人が参加した。

 神奈川県警では近年、警察官採用試験の受験者数が減少している状況から、優秀な人材の確保につなげようと県内各署でオープンカンパニーを展開している。金沢署でも業務理解や仕事の魅力を伝える機会として何度か開催し、今回は初めて消防署へ協力を依頼。県警ホームページやSNSなどで広報し35人の学生が参加した。

 最初に各署の担当者が、警察・消防の業務や採用試験について説明。その後、パトカーや白バイ、消防車、救急車などの車両への乗車、消防の装備品着装、警察の鑑識などの体験を行った。「人を助ける仕事がしたい」と参加した大学3年生は体験を終えて、「警察、消防とも人を助けるのは同じ。直接話が聞ける貴重な機会だった」と話した。

 金沢消防署の担当者は「仕事を知った上で、消防、警察問わず、社会の安全を守る仕事についてくれたらうれしい」とコメント。金沢警察署の山口勉副署長は「多くの人に仕事を伝える機会になれば。今後も随時開催し、個別相談にも対応していく。社会に出るのは少し先でも、気軽に参加してほしい」と話した。

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