医療法人社団春緑会武安医院(丸山2の15の1)の院長で、磯子区医師会会長の武安宣明さん(61)が9月6日に、神奈川県救急医療功労者表彰を受賞した。長年にわたり、地域の初期救急医療に貢献してきたことが認められての受賞。
休日急患診療所に従事
神奈川県救急医療功労者表彰は、県の救急医療の発展に努め、特に功労のあった人や団体を表彰する制度。1982(昭和57)年に9月9日が「救急の日」に制定されたのを契機に知事表彰として設けられたもので、今年で34回目。磯子区医師会によると、過去に磯子区からは、2002年度に幡谷健さん(故人)が受賞しており、武安さんが2人目。
武安さんは1990年、丸山に武安医院を開業した。同時に、磯子区休日急患診療所の医師として日曜日や祝祭日の午前10時から午後4時まで医療に従事。25年経つ現在も勤務を続けている。
また、磯子区医療センターの理事長を務めたほか、6年前からは、磯子区医師会会長として、休日急患診療所の運営などを担っている。また、横浜市医師会理事として桜木町の横浜市夜間急病センターの救急医療体制の整備、運営に携わってきた。今回の受賞はこれらの功績が認められてのものとなる。
武安さんは「長い間、地域の救急医療に貢献してきたことが認められてうれしい。今回の受賞で、他の先生方の励みになれば」と話した。
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