モラロジー 道徳教育を学ぶ 教育者研究会
倫理道徳の研究と心の生涯学習を推進している「公益財団法人モラロジー研究所」は8月5日、第48回教育者研究会を崎陽軒本店で開催した。
当日は現役の教職員やOB、保護司、PTA関係者など道徳教育に関心の高い147人が参加。国歌斉唱から始まり、市教委の東部学校教育事務所長である丸山修由氏が教育講話を行った。丸山氏は策定した横浜教育ビジョンのなかで、子どもたちの豊かな道徳心を育んでいることを説明。続いて同法人の社会教育講師の服部道雄氏は「十貫松の美談」の例を挙げながら道徳教育の大切さを訴えた。この美談は1450年頃の現伊勢市一色町向崎で、お金10貫分が入った袋を松にかけたまま忘れて船に乗った人が、翌年にまた訪れると、そのお金が油紙に保護されてそのままぶら下がっていたというもの。松は現存していないが、その心は今も消えず、地域、学校、家庭で脈々と受け継がれていると話した。そのほか、麗澤大学学長の中山理氏らも講演した。
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