港南区・栄区 スポーツ
公開日:2011.11.10
引っ込み思案を変えてくれた先生
昭和50年卒業 松岡秀樹さん
中学、高校では野球でならした松岡さん。日本大学入学後に始めたアメリカンフットボールで1年生から頭角を現し、レギュラーとして全国制覇に貢献。翌年も連覇し、4年時には大学と社会人の優勝チームで日本一を決める選手権「ライスボウル」を制してМVP(最優秀選手)を獲得した。
さらに、卒業後に所属した社会人チーム「レナウン・ローバーズ」でも同選手権でМVPに。学生と社会人それぞれで獲得したのは国内初の快挙だった。
ところが、意外にも小学生の頃は引っ込み思案だったという松岡さん。だからこそ、5・6年の担任だった早田広保先生の存在が強く印象に残る。「『分からなくても手をあげろ』と言い、曲がったことは大嫌いという先生」。よく引っ叩かれたというが、その後進級した中学校では、3年間連続で学級委員を務めた。「積極性はその頃に身についた。たぶん早田先生の影響を受けたのかな」。
日本のアメフト界が誇る名選手をつくりあげた1人は、もしかすると早田先生だったのかもしれない。
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