地域と祝う30年の歴史 小坪小に関係者が集う
1983年(昭和58年)に開校した小坪小学校(八ッ橋吟子校長/児童数374人)で、10月27日に同小関係者を招いて30周年記念式典が開催された。
1973年に港南台駅が開業して10年後、小坪小は日野小学校の児童数増加に伴い、分校として開校した。当初の児童数は538人。校舎の規模も大きく、当時の在校生の作文に「先生が誘導してくれて教室にたどり着けた」と書いてあるほどだった。港南台は1960年代から大規模な宅地開発を開始し、人口が急増。駅開業後は大型商業施設が徐々に出店し、小坪小の歴史は港南台の発展と共に始まった。
輝け小坪っ子
式典はPTA、地元の連合自治会町内会など、同小にゆかりのある地域住民が主に参加。会場には、児童が自ら描いた似顔絵を張り付けた紙製の誕生ケーキを設置し、30周年をお祝い。また、アトラクションとして同小の金管バンド「BLUE ROBINS」が出演。ジブリ映画のテーマ曲等を演奏すると拍手が沸き起こった。また式典終了後は祝賀会も行われ、関係者は懇親を深めていた。
式典の実行委員長はPTA会長を歴任した田代宏美さん。田代さんは「小坪っ子は星座のように輝く」という教育目標を例に出しながら「星座は見ている人がいなければ輝けない。私たち大人はいつどんなときでも子どもを見守っていく」と改めて児童と関わっていく決意を話していた。続いて八ッ橋校長は「まだ光を見つけていない子には光を、見つけている子は更に輝けるように指導していきたい」と教育者としての抱負を語っていた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>