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港南区・栄区

公開日:2013.03.14

カブトムシの幼虫採集
飼育通して命知る

  • 幼虫を掘り出した和樹君

 (公財)横浜市シルバー人材センターは2月23日、ゆめおおおかオフィスタワーにある同センター本部でカブトムシ幼虫採集体験学習を開催した。

 これはカブトムシの養殖を行っている滋賀県の(公社)栗東市シルバー人材センターの協力を受けて毎年実施しているイベント。幼虫を育てることで子どもに命の大切さを知ってもらうことが目的。当日は会場に集まった親子の前で、栗東市シルバー人材センター職員の三木岳夫さんがカブトムシの生態をスライドショーや映像で説明し、飼育上の注意点などを指導した。三木さんがカブトムシが羽化の際に唾液で1000回体を覆うと話すと、驚きの声が会場であがっていた。

 説明が終わると会場には幼虫と一緒に腐葉土がビニールシートの上に広げられ、子どもたちは軍手や手袋をして慎重な手つきで土の中から幼虫を掘り出していた。

 昨年も参加していた北村和樹君(6歳)は、前回は7匹の羽化に成功。「カブトムシの相撲大会に出したい」と話していた。横浜市シルバー人材センター職員は「がんばって育ててほしい」と激励していた。

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