地元食材使い新銘菓 「よこはまおやつ」誕生
港南区内の洋菓子店「ブルーヘブン」と「プチ・フルール」など市内の洋菓子店8店は、地元企業が提供する食材を使った新ブランド「よこはまおやつ」9商品を開発し、4月27日から各店舗で発売を開始した。
よこはまおやつは、横浜商工会議所南部支部(港南区・南区・磯子区/笠原節夫支部長)が、地産地消や地域資源の開発を目的にしながら横浜の新名物となる菓子を作り出そうと支援し、生まれたもの。
建設業の「(株)キクシマ」(港南区港南台)が地域貢献活動の一環として行っている養蜂事業で採取したハチミツと、鶏卵生産販売業の「(株)八千代ポートリー」(同港南)が日本の食糧自給率アップや環境循環を目指して生産した卵「食菜卵穂(ほ)の華(か)」の2つの食材を使い、趣旨に賛同する洋菓子店8店が焼き菓子をテーマにそれぞれ工夫を凝らした商品を開発した。また、売上金の一部は地域のボランティア団体に寄付するとし、環境整備や子育て支援などに役立てるという。
南部支部はハチミツと卵を使用することから「YOKOHAMA HONEY & EGG PROJECT」と名付け、来年度以降も焼き菓子に続くテーマを設定し、よこはまおやつを展開していくとしている。
区内のブルーヘブン(上大岡西1の3の12/【電話】045・842・6808)は、ほんのり塩気のある桜の花がアクセントのバターケーキ「大岡川の桜並木」と、梅のジャムをサンドしたクッキーに、梅入りアーモンドヌガーを乗せて焼き上げた「杉田の梅便り」(各210円)を開発。また、「プチ・フルール」(京急百貨店1Fほか/【電話】045・848・7141)は区の花「ひまわり」をイメージし、ハチミツとレモンの香りが特徴のマドレーヌ「ハイカラ焼き(ハニー&レモン)」(252円)を販売している。
そのほかの店舗、商品は以下の通り。▽パルファン/中区「黒ゴマフィナンシェ」、▽ふらんすやま/西区「ぷかぷかドーナツ」、▽フリアンドール/磯子区「横浜ゆず蜜」、▽モンシェリー/同「ミルクカステラ」、▽フロランタン/南区「マリタイム・ブーケ」、▽シェ ツバキ/栄区「横浜ハニージンジャー」
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