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公開日:2025.12.25

桂台市民団体・清水建設(株)
「ダリアまつり」初開催
水上式ソーラーの説明も

  • 皇帝ダリアと参加したメンバー=11月29日撮影

  • 湘南桂台第二雨水調整池の水上式太陽光パネル

 栄区桂台地域の緑化活動に取り組む市民団体「湘南桂台みどりの会(南里要会長)」と、同地域の雨水調整池に水上式太陽光パネルを設置した清水建設(株)がこのほど、相互交流を深めるためのイベント「皇帝ダリアまつり」を初開催した。

 桂台北の霞が淵公園目の前にある湘南桂台第二雨水調整池に清水建設(株)は、総面積1197平方メートルの水上式太陽光パネルを設置し、年間134000kWhの電力をみなとみらい21地区に供給することを11月上旬に同社のホームページで発表した。横浜市が所管する調整池での事業期間は、20年の予定。

 太陽光パネルの設置を受け、同調整池の一部で「地域緑のまちづくり事業」として皇帝ダリアなどを、長年植栽している湘南桂台みどりの会の南里会長が、清水建設(株)担当者と調整を進めた。お互いの交流を深めながら、太陽光パネル設置の経緯などを近隣住民らに説明するイベント「皇帝ダリアまつり」を共催で実施する運びに。

 11月29日、集合場所となった霞が淵公園には約20人が参加。南里会長は冒頭、皇帝ダリア約80本の夏場の水やりに苦労している話に触れ「清水建設さんも手伝ってくれることになり、感謝している」と話した。また、清水建設(株)グリーンエネルギー事業本部の下里慶克グループ長は雨が降って水が貯まるとパネルが浮くことなどを説明し、「20年この場をお借りして皆さまとは長い付き合いになる。地域貢献に協力したい」と語った。

 同調整池の視察後には、近隣施設でいも煮が振る舞われ、参加者らは交流を深めた。

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