トルコのイスタンブールで5月30日から31日(現地時間)に開催されたIJKA(国際日本空手道協会)主催の空手世界大会で、日本チームとして出場した国際尚武館空手道連盟(内海亨斗(たかと)代表・港南区丸山台)の選手たちが5部門で優勝に輝いた。最優秀選手には、同チームの奥田健介さん(=今号人物風土記で紹介)が選ばれた。
同大会は、1〜2年に1度開催されているもので、今年はロシアやヨーロッパ諸国など、約30の国と地域から選手が参加。国際尚武館は今大会が初出場で、「単なるスポーツとしてではなく、本物の『空手道』を世界に示したいという思いがあった」と内海代表は思いを明かす。
今回出場した日本人選手は、空手教室で子どもたちの指導にも当たっており、「挑戦することや夢を持つことの大事さを教えている以上、大人も攻める姿勢を見せなければ説得力がない」と内海代表。大会では出場したすべての部門で危なげなく優勝を果たしたが、「トロフィーがほしかったわけではなく、礼儀正しくあること、相手を思いやることを空手道のあり方として今後広めていければ」と力を込めた。
同連盟出場部門の結果は以下の通り(敬称略)。▽【個人型の部】優勝/榊正貴、▽【古典型の部】優勝/榊正貴、▽【個人組手の部】優勝/豊田大喜、▽【団体型の部】優勝/榊正貴、平田了三、奥田健介、▽【団体組手の部】優勝/太田俊介、大岡蓮、奥田健介、豊田大喜、平田了三、▽【最優秀選手賞】奥田健介、▽【最優秀監督賞】内海亨斗
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