地域防災拠点に備蓄している資機材の取扱方法を学んだ「資機材取扱リーダー」を対象としたフォローアップ講習会が7月4日、港南台第二小学校で行われた。 資機材取扱リーダーは横浜市が実施している横浜防災ライセンス事業で認定しているもので、生活資機材取扱リーダーと救助資機材取扱リーダーの2種類がある。どちらも、資機材を取扱うことができる市民を増やして各地域防災拠点の防災活動に参加してもらい、地域の防災力向上を図るのが狙いだ。今回の講習会は資機材取扱リーダーと、上位資格の資機材取扱指導員で組織する港南区防災ライセンスリーダー連絡会(玉江牧雄会長)が主催したもので、リーダーとしての知識や技術を維持し、さらに向上を図ることが目的。
当日は資機材取扱リーダー23人が参加。資機材取扱指導員のチェックの下、仮設トイレの設置や移動式炊飯器の使用法、災害用地下給水タンクの開栓の手順などを丁寧に再確認していた。
区内に約260人の資機材取扱リーダーがいるが、玉江会長によると各地域防災拠点が行う防災訓練への参加率は高くないのが現状だという。そのため、連絡会を組織し、各地域防災拠点と連携協力を図るとともに、講習会を年2回実施することで、指導者としての期待に応えられるようにしていると説明している。
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