市立相武山小学校(江田久美子校長/児童数607人)で12月5日、同小の創立40周年を祝う記念式典が行われた=写真左。
同小は1976年、近隣の永野小、南台小、下永谷小、吉原小の4校から児童が集まる形で開校。当時は907人の子どもが通っており、ピークの79年には948人が在籍していた。
式典ではまず、横浜ほたるの会の丸茂(まるも)高(たかし)会長があいさつ。同小では2年生の生活科でヘイケボタルを飼育しており、「ホタルがいるというのは環境がきれいな証拠。いつまでも自然を大切にする心を持ってもらえたら」と児童に語りかけた。
またPTA会長の橡木誠司さんは「40年もの間、たくさんの先生や子どもたちの努力でバトンは引き継がれてきた。そのバトンを、これからもしっかり引き継いでほしい」と語り、江田校長は「ふるさとがあり、たくさんの大人が身守ってくれているのはとても幸せなこと。未来への一歩を踏み出し、皆一緒に輝いていきましょう」と児童に呼びかけていた。
「みんなひとつに」
またこの日は、40周年記念実行委員長の高柳陽子さん=人物風土記で紹介=から江田校長に記念品の目録贈呈も行われた。その中の1つ「歌詞ボード」は6年生の卒業制作で、この日初めて全校児童にお披露目。
同小の大木郁美教諭が、同小をイメージして作詞作曲した「みんなひとつに」の歌詞が彫られたもので、大木教諭は「たくさんある相武山の良いところを歌にしたかった。長く歌い継いでもらえたら」と笑顔で話していた。このボードは来年1月に体育館の壁に取り付けられる予定だという。
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