今月2日に開催された第36回横浜開港祭のダンスコンテスト「第3回YOKOHAMAダンスSTARS」で、栄区笠間の「大船チアリーディングチームANGELS」が準優勝に輝いた。幅広いジャンルのダンサーが競う中、3度目の挑戦で表彰台にたどりついた。
同コンテストは横浜市を中心に活動する小学生から高校生までのダンサーが対象。ヒップホップやジャズダンスなど、さまざまなジャンルのダンサーが出場し、3回目を迎える今年は11組が出場して技を競った。
三度目の正直でつかんだ栄誉
栄区笠間のマンション「ガーデンアソシエ」内の体育館を中心に練習を重ねる大船チアリーディングチームANGELS(及川一江代表)は、同コンテストに第1回から出場を続けてきた。現在は幼稚園児から中学3年生まで約90人が在籍し、週1回2時間の練習を続けている。
毎年春に選抜チームのメンバーが選ばれるなどチーム内でも競争は激しく、これまでにチアの全国大会「チアコンペティション」のチアリーディング部門では2015年、16年と2年連続優勝という実績をもつ。だが、開港祭のダンスコンテストではこれまで表彰台には手が届かなかったという。
代表の及川さんによると、ダンスコンテストでチアリーディングを披露するチームは異色だという。そのため、「ほかのジャンルのダンスに比べて、同じ土俵で評価をしてもらうこと自体が難しいのかもしれない」と話した。
そんな中で臨んだ「三度目の正直」。結果発表では準優勝としてチーム名が読み上げられた。演技中の表情や観客の反応も評価されての銀メダルだという。
キャプテンの近藤佑香さん(西本郷中3年)は「楽しんでもらいたいという思いが伝わったと思うとうれしい」と喜びを語った。
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