創立70周年を迎える港南中学校(上田篤也校長)で先月29日、福島県内の高校で教員を務める詩人の和合亮一さんを招いた記念講演会と懇談会が開かれた。「忘れない東日本大震災〜つなぐ 今の自分にできることを未来へ〜」と題し、震災の前後を通じた和合さんの体験談や作詩活動への思いが講演会で語られた後、代表生徒約20人との懇談の場も設けられた。
質疑応答の中で和合さんは「大人も子どもも、震災から数えると同じ『6歳』。しっかり考えていて、同じ歩幅で歩いてきたんだと気づかされる」などと話した。参加した生徒は「ニュースで得ていた情報は、実際に起きたことの一部だと思い知った。日ごろから周りの人たちを大切にしなければと思った」と話した。
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