市会議員 たのい一雄 市政報告 スポーツの熱気で横浜の発展を ハマスタ起工式で決意新たに
横浜スタジアムで11月25日、増築・改修工事に向けた起工式が行われました。横浜DeNAベイスターズやスタジアム関係者、また各団体の代表者らとともに私も出席しました。
2020年東京オリンピックの野球とソフトボールの主会場に承認され、改修は約6千席増設して収容人数を3万5千人にするのが目的です。景観と調和したレンガ調のデザインを取り入れてグルメやショッピングが楽しめる回遊デッキを設置し、新たなシンボルに生まれ変わります。
改修を巡り議会でも議論してきました。スタジアムがある横浜公園の建ぺい率上限を限定的に引き上げるため、市公園条例を一部改正したことで改修工事が実現できました。
今年のベイスターズの活躍は横浜に明るい光を照らしてくれました。客席がファンで埋まり大きな歓声が響き渡るスタジアムの熱気は、全国に誇るスポーツ都市・横浜の活気を表しています。選手が活躍し、多くの人に勇気や感動をもたらす効果は計り知れません。
地域経済の発展でもスポーツの振興は欠かせません。民間調査でベイスターズが日本一になった場合の経済効果は75億円と試算されました。今シーズンの観客動員数は過去最多を記録し、来季の年間観戦席が球団史上最速の77日間で完売するほどの人気です。オリンピックを控え経済効果への期待は膨らむばかりです。
19年秋にはラグビーワールドカップが横浜国際競技場で開かれます。横浜市ではワールドカップとオリンピックの開催を実務的に行う専門委員会を立ち上げました。交通や輸送、警備など各分野の専門部会に分かれて協議を進めています。安全でスムーズな運営ができるよう委員の一人として取り組んでいます。
今後も地道に着実に
私は横浜市ソフトボール協会、横浜アメリカンフットボール協会、横浜アイスホッケー連盟、港南区小学生野球連盟、港南区ボウリング協会の会長、メトロポリタン少年サッカー大会副会長などを務め、長きにわたり地域のスポーツ振興に取り組んできました。
スポーツは子どもの健全な育成はもちろん、今や高齢者の健康増進には欠かせません。誰もが気軽にスポーツと触れ合うことができる環境が重要です。
11月20日に地方自治法施行70周年を祝う式典が天皇皇后両陛下ご臨席、安倍首相も出席のもと東京国際フォーラムで開かれました。地方自治に功績があったとして総務大臣表彰をいただきました。横浜市から10年ぶりの選出とあって身が引き締まる思いです。地域のためにこれからも地道に着実に取り組みます。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
FAX:045-843-5024
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