京急百貨店の屋上に今月18日、フットサルコート『マリノストリコロールパーク上大岡』がオープンする。横浜F・マリノスのサッカースクールとして主に活用する。横浜南部では初めてのスクール開校で、同チームはファンや選手のすそ野拡大をめざしたい考え。
フットサルコートが開設されるのは、京急百貨店12階屋上の一画。遊具広場だった場所を活用し、38メートル×19・5メートルのコートを整備した。クッション性が高く、天然芝の感触に近いロングパイルと呼ばれる芝丈の長い人工芝を使用しているのが特徴。専用のクラブハウスは2階のイーストテラスに設置。利用受付などの運営のほか、マッサージ室を設置して利用者のコンディションを整えるサービスを提供する。
コートは横浜F・マリノスのスクールとして主に活用するほか、コートの貸し出しやフットサル大会の開催も行うという。
南部でもすそ野拡大
横浜F・マリノスは2007年に西区に「マリノスタウン」をオープンし、トップチームから下部組織までの練習場のほか、スクールも展開していたが、チームの新横浜への移転に伴い、16年に閉鎖した経緯がある。現在、スクールは横須賀市(2カ所)、大和市、横浜市港北区・都筑区・緑区・旭区・西区の8カ所で展開している。幼児から小学生を対象に年齢別のクラスを設置しているほか、ポジションや目的別のクラスを設けて各校の差別化を図っている。
スクールを各地に増やし、チームのファンや認知度のすそ野を広げたい考え。今春に港北区新吉田校と上大岡校の2校を開校する計画で、横浜南部は初めての進出となる。
上大岡校の正式オープンは4月9日。2学年毎の年齢別クラス、ゴールキーパークラス、ゲームの戦術を養うクラスを設ける。
2月18日はオープンを記念し、事前の応募者を対象としたサッカー教室が開かれる。2月26日から3月26日までの期間はプレ教室を計画している。
同チームのスクール担当者は「これまでは横浜北部エリアが中心だったが、南部でもしっかりと広げていきたい。交通アクセスも良く、富士山が見える景色の中でプレーできる」と話す。
スクールの問い合わせは、横浜マリノス(株)(【電話】045・285・0678)へ。
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