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港南区・栄区 社会

公開日:2018.12.13

警察犬が捜索に貢献
栄警察署で表彰

  • 宮田署長と表彰状を持つ澤田さんとバリー号

 飯島町で所在不明となった認知症の70代男性を発見したとして、神奈川県警鑑識課のラブラドールレトリバーの警察犬バリー号(メス、9歳)と同課の澤田拓士巡査部長(31歳)が栄警察署(宮田孝署長)で11月29日に表彰された。栄署担当者によると区内でも警察犬による捜索で発見することは珍しいという。

 男性は飯島町にある老人施設の利用者で11月20日の昼ごろから姿が見られなくなった。施設が通報し、栄署は早急に見つけるべきと判断して警察犬の出動を要請した。現場にバリー号と澤田巡査部長が到着してから約20分後、男性を発見。男性は傾斜のある山道に立っており、バリー号は男性のにおいを頭上から察知したと澤田巡査部長は話す。「表彰されたことでバリーのモチベーションも高まっている。これからも一人でも多く救えるように努めたい」とコメントを寄せた。

県内最高齢の警察犬

 警察犬の引退は平均して7〜8歳とされているなか、バリー号は9歳で県内最高齢の警察犬だ。今回で27回目の表彰となる。大型犬ではあるが小柄なため足への負担も少ないこともあり、長く続けられているという。「来年で引退だと思うが、もう少しだけ頑張ってほしい」と澤田巡査部長はエールを送った。

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