市会議員　たのい一雄　市政報告
統一地方選後初の定例会横浜の飛躍へ思いを新たに

17日は臨時議長を務めました
横浜市監査委員の取組に林市長より感謝状をいただきました

　統一地方選挙後の初めての定例会が17日に開会しました。市会議員10期目を迎え、改めて気が引き締まる思いです。

　開会にあたり規定によって私が臨時議長を務め、議長を選出しました。委員会の構成も決まり、私の所属は「国際・経済・港湾委員会」と「健康づくり・スポーツ推進特別委員会」に決定しました。

　また横浜市はこの日、新たな劇場整備検討委員会を設置するための条例案など44議案を提出すると発表しました。市会でしっかりと議論を進めていきます。

１００億円の経済効果

　全国の自治体と同様、横浜市も少子高齢化が進み、行政予算の中で介護やがん対策、待機児童対策などの福祉関連の予算が増大しています。自治体には今、この予算を捻出するための都市経営が求められています。

　私はかねてから横浜の地域経済活性化、経済成長を掲げて市政に取り組んで参りました。今年、来年は横浜にとって大きなチャンスを迎えます。

　今年８月にアフリカ開発会議が横浜で開かれます。９月から11月に開かれるラグビーワールドカップでは７試合が横浜国際総合競技場で行われます。このほど発表された日本銀行横浜支店の調査レポートによると、７試合の観客動員数は45万人を超え、観客の消費額は68億円４千万円、関連商品の生産増加や雇用創出などの間接効果は29億７千万円と見込まれ、計98億１千万円の経済効果があると試算しました。

　さらには来年の東京オリンピック・パラリンピックでは野球、ソフトボール、サッカーが横浜で行われます。大きな経済効果が見込まれます。

　この大きなチャンスは市民の皆様の取組の積み重ねの成果です。その成果をしっかりと市民の皆様に還元できるよう、施策づくりや事業の推進に取り組んでいきます。

田野井　一雄

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