スポーツジムの「東急スポーツオアシス上大岡」(上大岡西3の9の1)のスタッフが運動中に意識を失った男性の救命に貢献したとして、8月27日に港南消防署から感謝状が贈られた。
贈呈式には救命に関わった同施設マネージャーの吉田麻友子さん、近藤史也さん、藤原大祐さんのほか、救命処置を受けた須田誠一さん(56歳)も出席した。港南署の金井保子署長は「通報から医療までの救命のリレーの中でも、その場で行動がまず重要。勇気をもって迅速的確に行動していただけたことが救命に繋がった」と称えた。
スムーズな連携で
港南署によると今年6月、同施設で有酸素運動中だった須田さんが突然倒れて意識を失ったという。それを目にした近藤さんが無線で連絡すると、藤原さんが119番通報するとともに吉田さんが駆けつけた。その後、すぐに胸骨圧迫を施し、AEDも活用。救急隊が到着する前に須田さんは意識を取り戻した。
須田さんは当日、特に体調が悪かったわけではなかったという。だが、「医師や看護師さんからは『倒れた場所とそこにいた人たちにたまたま恵まれた』と言われ、本当に適切な処置に命を救われた」と感謝を述べた。
同施設の吉田さんは「健康人生のサポートもやはり命があってこそ。日頃からいざという時に行動できるよう訓練に取り組んでいるのが役立ってよかった」と話した。
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