港南区食品衛生協会の会長を務める西尾三千代さんがこのほど、食品衛生事業功労者厚生労働大臣表彰を受けた。同表彰は今年、全国で185人が対象となり、市内からは西尾さんを含め4人が表彰を受けた。
食品衛生協会は食品関係の事業者からなる団体で、消費者に安全で安心できる食品の提供のため、食中毒予防キャンペーンなどに取り組んでいる。西尾さんは2017年に同協会の会長となり、横浜市食品衛生協会の理事も務めている。
西尾さんは「食のサービスというのは、美味しいというだけでなく、しっかりと安全性が確保されていないといけない。改めて気を引き締めて、福祉保健センターとも連携しながら食の安心を守っていきたい」と思いを語った。
飲食店組合長も兼任
また西尾さんは2013年から港南区飲食店組合の組合長を務めており、県飲食業生活衛生同業組合では副理事長も務める。公衆衛生の向上とともに、飲食業の経営合理化などもサポートしており、区内をはじめとする県内飲食店を巡回することも多いという。
自身も港南台駅前でスナック「スカーレット」を経営しており、「安全を確保した上で、やっぱり『食の楽しさ』を消費者の方たちに感じてもらうことが飲食業を営む人たちのよろこび」という。「お祝いの席も大切なもの。そういう場をしっかり提供していけるよう、衛生面の徹底とともに盛り上げていきたい」と話す。
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|