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鎌倉 人物風土記

公開日:2026.02.20

鎌倉観光文化検定(鎌倉検定)1級で100点満点合格した
小泉 明彦さん
横浜市栄区在住 70歳

  • 小泉 明彦さん (写真1)

知るほどに、古都は色づく

 ○…歴史、文化、自然など多分野から鎌倉の奥深さを問う「鎌倉検定」。今年度で19回目を迎えた同検定で、過去に誰も達成できなかった「1級100点満点」という金字塔を打ち立てた。3級、2級を順調に突破し、最難関の1級は今回で6年連続の合格。まさに「歩く鎌倉事典」。コロナ禍による試験休止期間は、知識の維持に苦心したが、仲間へ「満点」を宣言し自らを鼓舞し続けた。試験直後、手応えを確信。見事に有言実行を果たした。

 ○…愛知県出身。総合電機メーカーに入社し、会社員人生の半分以上を海外で過ごした。定年を機に帰国し、改めて「日本的なもの」に惹かれたことが探求の始まりだ。転機は数年前、長谷の「白日堂」の店先に貼られた検定のポスター。「好きな相手(鎌倉)をより深く知りたい」という好奇心が突き動かした。「人間は知らないものって見えない。まず知ることが大切」。学ぶほどに、見慣れた街並みが色鮮やかに塗り替えられる喜びにのめり込んだ。

 ○…勉強は「現場主義」。コピーしたテキストを手に幾度となく現地へ足を運んだ。「選びきれない」と前置きをした上で、お気に入りに選んだ場所は、天台山の石切り場跡。「ジョルジュ・ブラックの絵画のような造形美に心惹かれる」と語る。健康法は「とにかくよく歩くこと」。知識を深める一方で、その瞬間を十七文字に切り取る「鎌倉俳句&ハイク」にも夢中だ。始めて約2年で多数の入選、特選も果たす。

 ○…「満点」はゴールではなく、より深く街を愛するためのパスポート。次に見据える目標は「2年連続の満点」だ。飽くなき探究心を胸に、今日も愛する「相手」の新しい表情を探して古都の土を踏みしめる。

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