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港南区・栄区 トップニュース教育

公開日:2021.07.01

栄区豊田小
デザート投票で選挙学ぶ
区役所が出前授業

  • 本物の投票台で記入する児童たち(上)デザートが候補者に見立てられた

 「私がチョコレートアイスを推薦する理由は2つあります」――。栄区・豊田小学校の6年生が6月24日、給食のデザートを決めるための「選挙」を行った。栄区役所の出前授業の一環で、横浜市長選挙を8月に控えるなか、児童たちは身近な給食メニューを通じて選挙や投票の意義を学んだ。

 「チョコレートアイスが給食に出たことはなく、とてもレアな機会なのです」「プリンやアイスもいいけれど、アレルギーのことを考えると、500人の児童が安全に食べられるラ・フランスゼリーがいいと思います」――。

 デザートを立候補者に見立て、児童たちが応援演説をする形で行われた出前授業。3つのメニューについて代表児童たちがそれぞれ、どうしてそのメニューがいいのかを他のメニューと比べたりしながら発表した。その後、実際の選挙に使用する投票台や投票箱を用いて給食のデザートに一票を投じた。クラスごとの開票はこの日行われたが、当選したデザートの発表は8月30日の当日までお楽しみだという。

「18歳になったら必ず」

 授業では栄区役所総務課の担当者が選挙の仕組みについても語った。全国的な若者の投票率の低さや、それによる影響について解説した。

 授業に参加した児童は「自分一人が行かなくてもいいかなと思っていたけれど、若い人が選挙に行く大切さを知った。自分も18歳になったら、必ず投票に行きたい」と感想を話した。

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