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港南区・栄区版 公開:2021年12月16日 エリアトップへ

公田町NPO 住民の"居場所づくり"評価 内閣府が団体の活動表章

コミュニティ社会

公開:2021年12月16日

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受章式の参加者(ピンクのジャンパーが団体メンバー)
受章式の参加者(ピンクのジャンパーが団体メンバー)

 栄区の公田町団地内にある多目的拠点「いこい」を長年運営するNPO法人「お互いさまねっと公田町団地」がこのほど、内閣府のエイジレス・ライフ「社会参加章」を受章した。空き店舗を活用した活動が地域活性や住民の安心につながっていると評価された。

空き店舗を活用

 活動の発端は2008年。同団地内にあったコンビニエンスストアが閉店し、空き店舗の利活用が一つの課題となっていた。また1160戸の同団地は住民の高齢化が進む中、当時は孤独死の問題も抱えていたという。

 「ずっとシャッターが閉まりっぱなしなのが暗い雰囲気で。交流の場所にできたらと思って」。そう振り返るのは「お互いさまねっと公田町団地」の代表を務める有友フユミさん(=今号中面人物風土記で紹介)。自治会役員や民生委員が中心となり、住民の意見を集めた末に買い物支援のニーズがあることが分かった。近隣のスーパーや農家、地域作業所の製品などを買い付けて「あおぞら市」をスタートさせ、翌年にはNPO法人を発足。行政やUR都市機構、地域ケアプラザの協力を得ながら空き店舗をリフォームして、住民が集える居場所として整備した。現在まで交流サロンやミニ食堂としても機能し続け、住民の憩いの場になっている。

「互いに支え合う場に」

 12月10日には「いこい」で栄区の冨士田学区長から書状と盾が手渡された。冨士田区長は「住民の皆さんの生活の一部にもなっている、魂のこもった活動」と称えた。有友代表は「互いに支え合う交流の場所として、引き続き努力していきたい」と話した。

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