港南区・栄区 トップニュース社会
公開日:2022.03.10
市病院協会看護専門生
逼迫(ひっぱく)する保健所業務援助
港南区役所で地域貢献
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者拡大で保健所業務が逼迫している―。このような状況下、港南区福祉保健センター福祉保健課で奮闘しているのが、横浜市病院協会看護専門学校(港南区港南台)に通う専門生だ。
◇ ◇ ◇
昨夏の第5波の時にも、1・2年生15人が、クリニックから送られてくる陽性者の発生届のデータ入力や自宅療養者への電話連絡の業務を担った。第6波では港南区の1日の感染者数が200人を超えるなど、第5波に比べ業務過多の状況に。地域振興課など課外職員や非常勤職員の増員に加え、2月19日から同校3年生13人もシフト制で参加し、保健所業務をサポートしている。
2月22日、2回目のサポート業務にあたった木内凛太郎さんは陽性者への健康状態確認の電話連絡業務などを実施し、「病気の人に対する保険医療行動を学ぶ勉強になった」と話す。また、菅野琴美さんは「少しでもみなさんの力になれれば」と語る。専門生のサ
ポートは今月22日まで。
福祉保健課担当職員は「覚えるのも早く、物事の吸収も早い。看護の専門性もあり大変助かっている」と話した。
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