港南台の「港南台ジュニアバレーボールクラブ」がこのほど「全日本バレーボール小学生大会 神奈川県大会・混合の部」で優勝を果たし、全国大会への切符を手にした。昨年も全国行きを決めていたが、コロナの影響により中止。悲願の優勝をかけて今大会に臨む。
県内8地域の代表が集まった同大会。初戦の西鎌倉Amuse(藤沢地域代表)、2戦目の富士見ジュニア(相模原地域代表)ともに第3セットまでもつれる接戦を勝ち抜き6月25日、相模原市立北総合体育館で湘南ドリーム(平塚地域代表)との最終戦を迎えた。
「『気持ち』で勝利つかんだ」
決勝戦では1セット目を先取するも、主力メンバーが負傷により途中退場。勢いを失い2セット目を奪われてしまった。3セット目に復帰したことでチームは奮起。15対5で見事勝利を収めた。
同クラブの加藤まゆみ監督は「負けてもおかしくないギリギリの戦いだった」と振り返る一方、「精神面で負けなかったことが勝利につながった。普段の練習も気持ちを込めて一生懸命やっている」とメンバーの努力をたたえた。
2005年創部の同クラブは長年、女子チームとして活動。13年には初の全国大会出場を果たしている。近年は男子メンバーの増加に伴い混合チーム主体で大会に出場し、現在は小学1〜6年生の男女42人が在籍。
9年ぶりの全国の舞台に向け加藤監督は「(全国に)連れて行ってくれて本当にうれしい。バレーボールの神様からのプレゼントだと思っている」と喜びを語った。
主将の鈴木結理奈さん(小6)は「選手、監督、コーチ、チーム一丸となって全国制覇を目指す」と意気込みを語る。全国大会は9日から始まり、決勝は12日に東京体育館で行われる予定。
|
<PR>
港南区・栄区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>