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港南区・栄区 社会

公開日:2022.11.10

桂台トンネル上り 横浜環状南線
巨大掘削機「折り返し」に

  • 折り返し地点に到達したシールドマシン

 圏央道の未開通区間・横浜環状南線の工事を進める東日本高速道路株式会社がこのほど、桂台トンネル(仮称・栄区)上り線で進めていた掘進作業を終え、直径約15mの巨大掘削機「シールドマシン」が折り返し地点である「回転立坑」に到達したと発表した。

 同社が昨年1月から掘進作業を進めてきた桂台トンネルは全長約1320m。シールドマシンの故障により昨年7月から1年弱、掘進を停止していたが今回、約1年10カ月ぶりに地中から姿を現した。今後は向きを変えて下り線を掘り進めていく予定。

 横浜環状南線は横浜横須賀道路の釜利谷JCTと国道1号を結ぶ延長約8・9Kmの道路。全線の約7割が地下構造となっている。開通すれば、災害時の緊急輸送路としての活用や、物流効率の上昇による地域経済の活性化が見込まれる。

 同社上郷桂台工事長の山岸大祐さんは「沿線地域住民の方や関係者の皆さまにご協力いただき感謝している。これからも早期の工事完了を目指し、安全第一で工事を進めていく」と話した。

 工事の進捗状況はよこかんみなみ【URL】http://www.yokokan-minami.com/から確認することができる。

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