港南区・栄区 トップニュース政治
公開日:2023.04.13
統一地方選
維新・山田氏(港南区市議選)、トップ当選
現職、両区で手堅く議席
統一地方選挙が4月9日に投開票され、港南区市議選(定数5)は維新の前職・山田桂一郎氏がトップ当選、自民党、公明党、共産党の現職4人が議席を守った。栄区市議選(同3)は自民党、立憲民主党、無所属の現職が当選を果たした。一方、港南区県議選(同2)は自民党の現職が手堅く当選し、無所属の現職が議席を守った。栄区県議選(同1)は無所属の現職が4回目の当選となった。
港 南 区
定数5の港南区市議選には8人が立候補した。トップ当選したのは日本維新の会の前職・山田桂一郎氏(59)。次いで自民党の瀬之間康浩氏(62)、公明党の安西英俊氏(52)、自民党の田野井一雄氏(82)、共産党の三輪智恵美氏(69)の現職4人が議席を守った。2期目に挑戦した立憲民主党の現職・梶尾明氏(54)は敗れた。また無所属で出馬した飯島天太氏(28)と上出剛久氏(34)は及ばなかった。
トップ当選を果たした山田氏は支援者らと喜びを共有し「身を切る改革で覚悟を示し、次世代への投資の土台作りを進めていきたい」と話した。
定数2の港南区県議選は4人が争った。最多票を獲得したのは、2位以下を大きく引き離した自民党の現職・桐生秀昭氏(72)。次点で当選を果たしたのは無所属で出馬した現職の浦道健一氏(54)となった。日本維新の会の元職・久坂誠治氏(50)と国民民主党の新人・宮原裕美氏(56)は共に1万5千票に迫りながら惜しくも敗れた。
県議選トップの桐生氏は当確の後、支援者と万歳し、「嬉しい。感謝しかない。皆さんの支えによるもの。この4年間は医療、福祉政策の充実にさらに取り組む」と選挙戦を振り返った。
港南区の投票率は市議選が44・52%で前回と比べ0・81ポイント上昇、県議選は44・44%で前回比0・81ポイント上昇となった。
栄 区
栄区市議選は定数3に対し8人が出馬した。混戦模様の選挙区を制したのは自民党の現職・大桑正貴氏(49)。次いで立憲民主党の現職・長谷川悦子氏(46)、無所属の現職・輿石且子氏(54)が当選を果たした。
栄区市議選では国民民主党の前職や共産党、日本維新の会、無所属の元職、無所属の新人も議席獲得に挑戦したが、現職3人の牙城を崩すことは叶わなかった。
5回連続でトップ当選を果たした大桑氏は笠間の事務所で支援者と喜びを共有し、「(選挙戦は)無我夢中で戦った。まずは、本郷台駅周辺のまちづくりを魅力的な形にしていきたい。子育て支援、高齢化対策なども進めていく」と語った。
一方、栄区県議選は定数1に対し3人が争った。無所属の現職・楠梨恵子氏(42)が2位以下を大きく引き離し、トップ当選を果たした。立憲民主党の新人・江川晋一郎氏(35)と日本維新の会の新人・田邊耕児氏(64)は及ばなかった。
4期目の挑戦となる楠氏は当確を喜び「今までやってきたことを自信を持って訴えられた。今後もそれを曲げることなく、議会の中で議論していきたい」と話した。
栄区の投票率は市議選が45・58%で前回と比べ0・48ポイント低下、県議選は45・41%で前回比0・45ポイント低下となった。
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