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港南区・栄区 社会

公開日:2023.12.21

栄交通安全協会
飲酒運転"大根絶"へ
”ダイコン”配布でPR

  • 大根を配る森会長(左)と有馬美奈子栄警察署長

 栄交通安全協会は12月が飲酒運転根絶強化期間となっていることに合わせ12月12日、「栄区役所入口」交差点付近でPRステッカーを張った大根を配った。

 用意されたのは同協会員が栄区内の畑で栽培した大根、130本。「飲酒運転"大根絶"」とかけた洒落で、10年以上続けられている取り組みだ。

 当日は栄交通安全協会の他、栄警察署、栄区役所、交通安全母の会、栄安全運転管理者会が参加。信号待ちで止まった車などに大根を手渡した。栄警察署交通課長の柴田伸一警部は「警察官ではなく民間の人が呼びかけることで、ドライバーの意識が高まる」と話している。

死亡事故0続く

 栄警察署によると、栄区内では11日時点で1561日間死亡事故が起きていない。また、今年は飲酒運転による事故もゼロだ。ただ、柴田警部は「年末年始は飲酒運転が増えやすい時期」とし、「飲酒運転はもちろん、酒を飲んだ人への車両提供や飲食店が車で来ている人に酒を提供することもダメ。徹底してほしい」と話した。飲酒運転をすると信号などに対する反応速度が遅くなるが、ドライバー自身は自覚できていないケースが多い。「少しでも口にしたら乗らない」との意識を持つことが肝心だ。

 主催した栄交通安全協会の森克巳会長は、大根配布終了後、「喜んでもらえてよかった。死亡事故ゼロを続けられるようにしたい」と話した。

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