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公開日:2024.01.18

野庭町出身大学生ら
「ヒカリノバ」始動
正月フェスで地域活性化

  • 杵を持つ川口代表(左)と黒川会長ら

  • 広場で昔遊びを企画

 野庭地区を活性化するために野庭町出身の大学生らが立ち上げたまちづくりグループのヒカリノバ(川口典親代表・大学2年)が1月13日、同エリアで開催された『新春お正月フェスタ』で初めて活動を行った。

 ヒカリノバを立ち上げたのは野庭町出身で旧野庭中学校卒業生の川口さん。現在、横浜市大 国際教養学部 国際教養学科 都市学系でまちづくりや地域活性化などについて学んでいる大学2年生だ。川口さんは、まちづくりの勉強をしている中で、自治会活動に興味を持ち、中学時代の後輩に野庭住宅第一自治会(黒川和紀会長)を紹介してもらった。同自治会の見守りボランティアや秋のふれあい祭りなどに参加するうちに「野庭のまちのために何かやりたい」と黒川会長に打診したところ今回のまちづくりグループ結成に至った。

 メンバーは旧野庭中生6人と市大生3人の9人で、SNSを通じ募集した同年代だ。1月13日、同自治会主催の正月フェスタに協力。羽子板とこまの正月遊びコーナーやオリジナル絵馬作りのブースを設け、集まった児童や自治会員らと交流した。さらに、メンバーは自治会員らと餅つきをするなど精力的に活動した。黒川会長は「若い学生がいると活気が違う。楽しそうに子どもやその親、高齢者とも触れ合うことができ、今後も野庭のために活動してほしい」と期待する。ヒカリノバとして初めて活動した川口さんは「この活動が一過性で終わらないように私たちの年代だけではなく、より幅広い年代のメンバーを集めて、野庭の活性化につながれば」と今後を見据える。

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