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公開日:2024.02.08

栄区柏陽高
小論文大会で学校賞
4人表彰 県内で唯一

  • 野沢校長(右)と生徒ら

 金融広報中央委員会主催の第21回「金融と経済を考える」高校生小論文コンクールで、県立柏陽高校(野沢重和校長)の生徒4人が特選、秀作、佳作に選ばれ1日、校内で表彰を受けた。また、同校は学校賞も受賞した。

 金融広報中央委員会は日銀、政府などと協力しながら、金融や経済に関する広報を行う団体。柏陽高2年生は昨夏に行われた同委員会主催の第21回「金融と経済を考える」高校生小論文コンクールに夏休みの宿題として参加した。その中から、山口碧大さんが特選・金融広報中央委員会会長賞を受賞。また秀作には土井まゆ香さん、佳作には木村碧さんと松田保乃歌さんが選ばれた。応募総数は1587編。表彰対象となる佳作以上は20編で、4人が佳作以上となった高校は県内で柏陽高のみだった。また、同校は、特選受賞者在籍校として、学校賞も受賞した。

 特選受賞作となった山口さんの小論文は「国境なきランドセル」。小学生時代に使っていたランドセルを卒業後に、アフガニスタンに寄付したことをテーマに貧困や教育のジェンダー平等について論じた。

 また、秀作の土井まゆ香さんは「ドラマから見えた妊婦の現実」と題し、支援が必要なシングルマザーなどの問題を扱った。

将来考える機会に

 1日に同校で行われた表彰式には、受賞者4人と野沢校長が出席。金融広報中央委員会の武井敏一会長から、4人に賞状が手渡された。その後、武井会長は「身近な事柄から、複数の問題に発展させ書かれていた。今後も経済・金融を学んでいってほしい」とコメント。山口さんは「大学で経済を学んでみたいと考えるきっかけの一つになった」と話した。

 また、学校賞を受けて野沢校長は「自身の過去の体験から論じた生徒が多かったが、今後は更に未来に目を向けてほしい」と希望を語った。

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