戻る

港南区・栄区 社会

公開日:2024.08.31

横浜市港南区・リュウゼツラン
台風10号直撃前に伐採
土木事務所「苦渋の決断」

  • 伐採されるリュウゼツラン

 横浜市港南区の環状2号「上永谷駅入口」交差点で花を咲かせたリュウゼツランが29日、台風10号の接近に伴い、倒れる危険性が高まったとして、横浜市港南土木事務所によって伐採された。

 7月中旬に開花を迎えたリュウゼツラン。開花後に花が散り、植物自体が枯れるが、しばらくは花茎が立ち続けるとみられ、土地を管理する同事務所も「すぐに伐採することは考えていない」としていた。

 しかし、台風10号の進路と花茎の傾き方などを見極め、28日に伐採を決定。花茎が倒れ、交通の妨げになることを懸念しての判断となった。

 雨が降る中行われた伐採作業では、まず最上部を切断。その後、複数部分に分け切断し、根元約1mを残して終了となった。同事務所の坂口堅章副所長は「我々の植えたものではないが、多くの人が楽しんだことは良かった」と話している。

 なお、切断した花茎の一部は港南図書館で展示される予定だ。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

港南区・栄区 ローカルニュースの新着記事

港南区・栄区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS