栄区を中心に活動する一般社団法人公田サッカークラブ(冨田兄一郎代表理事)が50周年を迎え、11月3日(日)に同区内で記念式典を開催する。これまでに1000人以上のOB・OGを輩出しており、区内のサッカー少年少女らの活動に貢献してきた。
「団地の子のため」
公田サッカークラブを創設したのは当時公田団地に住んでいた梅川玉機さん(77)。団地内に住む知り合いの女性の息子が地域に馴染めずに梅川さんに相談があった。そこで「子どもが集まればサッカーでもするよ」という話になり、「その女性が近所の奥さんにも話をして子どもを15人位集めてきたのでチームをスタートさせた。団地の子どものためのチームだから公田SCにした」と創設のきっかけを語る。
桂台小学校初代校長にグラウンド使用の許可を得てチームは船出した。試行錯誤でスタートし、少年サッカーの練習方法などを独自に学びながら梅川さんらが運営してきた。現在は冨田さんがバトンを引き継ぎ三代目代表となり、2018年には地域スポーツクラブとして一般社団法人化させた。梅川さんは「あっというまの50年だった。これからも地域に根差したチームであってほしい」と思いを託す。
桂台小でOB会
同クラブでは50周年を記念し、11月3日に桂台小学校グラウンドでOBサッカー(中学生以上)を開催する。時間は午前10時から午後1時まで。申し込みは不要のため、参加希望者は直接グラウンドに集合。また、同日の午後5時から7時半には50周年記念式典が行われる。参加条件は20歳以上のOB・OG、保護者、歴代コーチ、関係者ら。式典は立食パーティー形式で、チームの歴史映像や演芸などが予定されている。参加費は1人8000円。申し込みは記載の二次元コードから。期限は10月25日(金)まで。節目を迎え、冨田代表は「多くの人に集まってもらえれば」と参加を呼び掛ける。
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