神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2024年10月31日 エリアトップへ

栄区拠点 新吹奏楽団 11月に初公演 16日 プラザホール

文化

公開:2024年10月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
永田さん(前列中央)とメンバー
永田さん(前列中央)とメンバー

 栄区を拠点に今年発足した市民吹奏楽団「横浜ポップスウインドオーケストラ」が11月16日(土)、神奈川県立地球市民かながわプラザのプラザホールで初のコンサートを行う。「観客本位」をテーマに掲げ、普段吹奏楽を聴かない人も楽しめるコンサートを目指す。

 同楽団は本郷台在住の会社役員でアマチュアサックス奏者永田尚紀さん=人物風土記で紹介=を中心に今年4月頃に結成。15人のメンバーを集め、演奏会に向けた準備を進めてきた。また、9月には市民楽団としては珍しくNPO法人化。永田さんが理事長に就任した。

 11月のコンサートでは「松田聖子コレクション」や「時の流れに身をまかせ(テレサ・テン)」など、誰もが聞き覚えのある有名曲を演奏し、多くの観客に楽しんでもらうことを目指すという。午後1時開場。1時半開演。入場無料。申し込み不要。未就学児入場可。

掲げる3本の柱

 新楽団の船出に際し、永田さんが掲げたのが「観客本位」「小さい子どもへの音楽の提供」「NPO法人化」だ。

 米国への音楽留学などの経験を持つ永田さん。近年は市民楽団で演奏を行っていたが、団員がやりたい曲を演奏する「演奏者本位」な選曲に疑問を感じたという。そこで、観客が聴きたい曲を演奏する「観客本位」をテーマとし、吹奏楽を知らない人にも選曲のアドバイスを仰いだ。

 また、「小さい子どもへの音楽の提供」は自身の子育ての経験から。6歳の息子を持つが「幼い子どもが入れる本格的なコンサートが少ないと感じた」という。そこで未就学児も入場可とし、質の高い演奏を多くの子どもに提供する。

 3本目の柱とした「NPO法人化」は、地域社会とのつながりや資金用途の明確化が目的。地域住民に賛助会員になってもらい、団員は良い演奏で地域に貢献するというサイクルの構築を目指す。また、報告書、決算書の作成が必要になるため、不正を防ぐことにもつながるという。

 永田さんはコンサートに向け「演奏に合わせて歌っても、踊っても良い。とにかく楽しんでもらいたい」と話した。

 コンサートに関する問い合わせはinfo@ypwo.jpまで。

港南区・栄区版のトップニュース最新6

全地点で上昇

港南・栄公示地価

全地点で上昇

宅地は駅徒歩圏内が高値

4月17日

「お悔やみ窓口」全区設置へ

横浜市

「お悔やみ窓口」全区設置へ

秋から、遺族の手続き補助

4月17日

「AI語り部」、児童に初披露

港南区の平和祈念館

「AI語り部」、児童に初披露

県が開発 戦争体験継承へ

4月10日

「情報登録」で高齢者支援

横浜市

「情報登録」で高齢者支援

孤独死などに備える

4月10日

「はっちサテライト」新設

地域子育て支援拠点

「はっちサテライト」新設

8日から イオン港南台店

4月3日

外国ルーツに学習支援

栄区NPO地球学校

外国ルーツに学習支援

県が活動を表彰

4月3日

さかえ横浜会議 スマホぽちぽち まなび@カフェ

スマホしながらお茶しましょう(参加者募集 4月12日 あーすぷらざ 14時~)

https://entry.headway.jp/sakae-yokohama/20250412sppcr/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook