9月からクラウドファンディングで資金を集めてきた本郷台小学校(原南実子校長)4年1組の児童たちが11月11日、開校50周年を記念して本郷中学校のグラウンドで花火を打ち上げた。
卒業生や地域住民と共に50周年を祝うために行われた花火の打ち上げ。児童たちは総合的な学習の授業の中で場所の確保や花火のデザイン考案など、実現に向けて取り組みを続けてきた。
予想を上回る支援
資金調達は9月6日から11月1日までクラウドファンディングで行い、目標金額を20万円に設定。到達した場合も打ち上げ本数を増やすため、ネクストゴールとして30万円を設定した。サイトは担任の小林直樹教諭名義で立ち上げ、記載するPR文は児童が作成した。支援募集から順調に金額を伸ばし、2週間ほどで20万円に到達。最終的に、103人の支援者によって40万円以上の支援金が集まった。
当日は本郷中学校のグラウンドで、市内の祭りなどで多くの打ち上げ実績を持つ「横浜山田の花火 株式会社ヤマダ」によって、75発が約5分間で打ち上げられた。
小林教諭は「学校として日頃から、地域の方々との関わり合いは大切にしている」と語り、「周囲の人の支援に対して改めて感謝できる良い機会だった」と今回の取り組を総括した。花火を見た児童たちは「想像していたより、すごい花火だった」、「この距離で花火を見られることは人生で一度かもしれない。支援者の方々に感謝したい」と花火への感想と支援者への感謝を口々に述べた。
港南区・栄区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
〈神奈川県後期高齢者医療広域連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
<PR>