港南区在住の森花恋さん(26歳)が来月、奄美大島で人魚になりきって泳ぐパーフォーマンスを披露する。森さんは看護師として働きながらマーメイドインストラクターとして活動。世界的な認定団体のSSIから認められている講師は両区で唯一となる。
森さんはインストラクターとして人魚になりきってプールや海中を泳ぐ「マーメイドスイム」の楽しみ方などを生徒に指導している。これは1枚の足ヒレと、人魚を模した衣装を身に着けて、泳ぐ遊びの一種。森さんは23歳の時にマーメイドスイムを始め、現在は病院で看護師として勤めながら活動を継続している。SSIからの認定を受け、日本でインストラクターとして活動するのは、約50人だという。
きっかけは新聞
幼少期から水泳を習っていた森さん。大学でも看護について学びながら水泳部に所属。幼い頃から水に親しんできた。
都内の病院に看護師として就職した頃、新聞に載っていたマーメイドスイムをする女性の写真に感銘を受けたのが、活動を始めるきっかけ。それから森さんは関東の活動団体を探し、社会人1年目の9月からマーメイドスイムの講座を受け始めた。
「趣味も無かったので、『一回やってみるか』という気軽な気持ちで始めた」。当初は何気なく始めたが、「より綺麗に、人魚に近いような泳ぎをするにはどうすべきか」と試行錯誤に楽しみを見出していった。「スキューバダイビングと違い、身一つで自然と一体になれるのが魅力」と笑顔で語る。
7月19日に自身が参加する「マーメイドショーinあまみ」は奄美海洋展示館にて開催。「マーメイドの海をごみから守ろう」というテーマのイベントになっている。
今後の目標は海外でパフォーマンスを行うこと。「参加するイベントを通して、多くの人にこのような人魚として泳ぐことの魅力を知って欲しい」と展望を語った。
![]() 浜辺でポーズをとる森さん
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