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港南区・栄区版 公開:2025年7月3日 エリアトップへ

栄土木事務所 いたち川の木々を再整備 クラファンで支援を募る

文化社会

公開:2025年7月3日

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チラシを持つ職員とタッチーくん
チラシを持つ職員とタッチーくん

 栄土木事務所は7月1日、いたち川沿いの桜や木々の保全・再生を目的とした樹木診断と植栽工事を行うことを発表した。また、資金の一部はクラウドファンディングで集め、目標金額を300万円に設定している。

 栄区の桜の名所でもあるいたち川沿いの遊歩道。泪橋から天神橋までの約700メートルの間にはソメイヨシノを始めとした桜が50本程度植えられていた。しかし、河川改修工事から50年以上が経過し、植えられた木々は老朽化が原因で近年は倒木や落枝が相次いでいる。このことから、区は桜を一部伐採。現在は20本にまで数を減らしている。

 このような状況に対して、栄土木事務所は桜を含む樹木の診断と植栽を計画。これらの事業に必要な資金の一部をクラウドファンディング型ふるさと納税で募ることにした。この制度は自治体などがふるさと納税の一環として県内外から資金を募るもの。

 市内では戸塚区が柏尾川の桜並木再生のために同様の制度を利用。720万円以上(6月25日現在)を集めている。

樹木医による現状把握

 クラファンが終了後の10月からは、樹木の樹木医が木々を診断する。その後、老朽化や腐敗の見られるものを把握。柏尾川といたち川の合流地点から本郷小学校に近い日東橋までの木々が診断対象となる。そして12月からは剪定や植樹を含めた工事に入る予定となっている。

 支援者に対する返礼品は区独自のものを用意。市外在住者にはクリアボトル等が贈られ、市内在住者には川沿いに設置される銘板への記名などが可能となる。期間は9月30日まで、目標額に達しても支援を受け付ける。

 栄土木事務所の担当者は「来年は区制40周年、再来年はグリーンエクスポが開催される。これらの機運醸成と共に、市民の皆様にいたち川沿いの自然をより親しんでいただけるようにしたい」と話している。

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