港南区・栄区 意見広告
公開日:2025.08.28
4期目議員による市政報告 168
大学生の「年収の壁」を解消
公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
市会の第2回定例会で公明党が主導で進めてきた税制改正について、大学生年代の収入に対する扶養控除の条例が可決されたので報告します。
160万まで満額控除
扶養する大学生などのアルバイト年収は、これまで103万円を超えると特定扶養控除がなくなり、親に新たな所得税負担が発生、大学生自身にも所得税、健康保険料の支払いが発生する状態でした。いわゆる「年収の壁」です。103万円を超える分に対し、「働き損」が起きることが課題でした。そこで、国会では公明党が主導し、所得税の課税最低限を160万円まで引き上げる税制改正が実現しました。
これを受け、横浜市でも市税条例を改正。「特定親族特別控除」が創設されました。特定親族とは大学生年代の子どもなどを指し、来年度から下段図のように160万円を超えるまでは市民税控除を満額(45万円)で受けられるようになります。(超えても188万円まで段階な控除あり)
3歳に視聴覚検診
また、3歳児健康診査における目の屈折検査が、港南区を含む6区で試行的に実施されることになりました。
目は赤ちゃんの時はほぼ見えておらず、3歳頃までに急速に発達、6〜8歳で完成します。公明党市議団は発達の妨げとなる弱視(眼鏡をかけても十分に視力が出ない)を早期発見し、適切な治療につなげるため、3歳時点での目の屈折検査を求めてきました。今回の試行実施では6区(港南、南、金沢、港北、青葉、泉)を対象に9月以降に実施される3歳児健康診査の一部として行われます。保護者が子どもを抱っこし、30秒から1分程で終わります。
今後も、子育てや生活に関する取り組みを進めていきます。
安西英俊
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TEL:045-671-3023
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