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公開日:2026.02.19

横浜市
駅周辺に滞在型図書拠点
再来年度、上大岡と青葉台

  • 市が提示するイメージ(「Book Lounge Kable」)

    市が提示するイメージ(「Book Lounge Kable」)

 横浜市は2027年度に滞在型の図書取次拠点「ブックス&ラウンジ(仮称)」を上大岡駅、青葉台駅周辺の商業施設内に開所する。貸出・返却だけでなく、滞在空間としての役割も備え、市民が図書サービスを受けやすい環境づくりを目指す。今後、同様の拠点を市内に数カ所開設していく予定。

 市内では現在、西区の中央図書館と各区1館ずつの地域図書館を合わせた18図書館がある。このほかに、オンラインで予約した図書の受け渡しなどができる取次拠点が地区センター内などに12カ所あるが、以前から他の政令市に比べて市民1人当たりの蔵書数が少ないという課題があった。

 このため市は、市民の図書環境向上を目指し、29年度までに取次拠点を40カ所程度に拡充。市民の約8割が徒歩20分程度で図書サービスにアクセスできる環境を目指す。26年度の市予算案では、図書取次拠点の増設費用として約3億1千万円を計上。27年度に10カ所の拠点開所を予定し、そのうち2カ所を上大岡駅と青葉台駅周辺の商業施設内にブックス&ラウンジとして整備する。

 ブックス&ラウンジは貸出・返却に加え、滞在空間としての役割も備える。閲覧スペースや読み聞かせエリア等を整備し、「新たな本や人と出合う」「飲み物を片手に交流を楽しむ」などのシーンを想定している。

 また昨年9月に実施された市民アンケートでは、市立図書館を利用しなかった理由として「気軽に立ち寄れる場所にない」が最も多く上がった。このような意見をふまえ、場所は乗降客数や人通りの多い、駅前の商業施設を想定している。広さは約100〜300平方メートルで、約3千〜5千冊の収容を検討している。2カ所とも、具体的な設置場所は調整中。

 新拠点では月替わりで棚のテーマを変えるなど季節感のあるコーナーを設ける案が出ているほか、年齢層、場所などを考慮し、地域の特色に合わせた空間づくりをしていく方針。市の担当者は「勉強や仕事で読書離れをしてしまった方でも、ふらっと立ち寄り本に出合える場所にできれば」と話した。

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