中区・西区版
掲載号:2013年4月11日号
市立の富士見中学校(中区山田町)と吉田中学校(同羽衣町)が統合され、校名新たに「横浜吉田中学校」(394人)が4月2日、開校した。5日には109人の新入学生を迎えた。
市教育委員会が富士見中校舎の耐震性不足と小規模対策を理由に、吉田中との統合方針を発表したのが大震災発生直後の11年3月。それ以降、両校の保護者やPTA役員らからは、市教委の突然の発表に対する疑念や、統合後の課題対策を不安視する声が噴出。2年をかけ4回の検討委員会を経て今春の開校に至った。
市教委学校計画課では「地域の皆様や保護者の協力があって統合を実現することができた」と話し「生徒たちが新学校に慣れて充実した学校生活を送ってもらいたい」と期待する。
統合後の重要課題の一つに、150人を超える日本語支援を必要とする生徒の対策がある。
これに対して市教委指導企画課は、県からの加配教員や通訳ボランティア、外国語能力を持つ補助指導員の配置などで手厚く対応するとしている。
富士見中は開校51年、吉田中は66年と、互いに長い歴史を持つ。新校のかじ取りを担う出川進校長は、二つの伝統校が一つになったことからも教育目標に「共生・共感・創造」を掲げる。「両校それぞれの伝統を引き継いで、一つの新しい学校をつくっていきたい」と意気込みを語った。
市教育委員会が富士見中校舎の耐震性不足と小規模対策を理由に、吉田中との統合方針を発表したのが大震災発生直後の11年3月。それ以降、両校の保護者やPTA役員らからは、市教委の突然の発表に対する疑念や、統合後の課題対策を不安視する声が噴出。2年をかけ4回の検討委員会を経て今春の開校に至った。
市教委学校計画課では「地域の皆様や保護者の協力があって統合を実現することができた」と話し「生徒たちが新学校に慣れて充実した学校生活を送ってもらいたい」と期待する。
統合後の重要課題の一つに、150人を超える日本語支援を必要とする生徒の対策がある。
これに対して市教委指導企画課は、県からの加配教員や通訳ボランティア、外国語能力を持つ補助指導員の配置などで手厚く対応するとしている。
富士見中は開校51年、吉田中は66年と、互いに長い歴史を持つ。新校のかじ取りを担う出川進校長は、二つの伝統校が一つになったことからも教育目標に「共生・共感・創造」を掲げる。「両校それぞれの伝統を引き継いで、一つの新しい学校をつくっていきたい」と意気込みを語った。
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