みなとみらい21(MM)地区の「ぷかりさん橋」が4月21日付で市内4カ所目となる「海の駅」に認定された。指定管理者のパシフィコ横浜((株)横浜国際平和会議場)は、同さん橋をMM地区の海の玄関口として旅客船の就航増などによる賑わい創出効果を期待する。
海の駅とは、海の入口としてだれもが気軽に安心して立ち寄り憩うことのできる場所。全国の地方運輸局が登録手続きなどを主管している。
現在、全国165カ所が認定。関東ではこれで20カ所目となる。今回の認定で横浜では「しんやました」「かなざわ」「つるみ」に続き4カ所目。ぷかりさん橋は「よこはま・みなとみらい海の駅」と命名された。
同さん橋は海上旅客ターミナルとして、定期便であるシーバスやマリーンルージュ、羽田クルーズなど多くの船舶が就航している。一方で目立ちにくい立地ということもあり、認知度アップが課題となっていた。
そのような状況において指定管理者であるパシフィコ横浜は、旅客船の利用促進などを掲げる「海の駅」の制度に注目。同社が指定管理者を務めるパシフィコ横浜の会場施設や臨港パークと肩を並べるほどに活性化しようと海の駅に申請した。
同社では、個人所有のクルーザーやプレジャーボートの停泊の利用増、近隣ホテルや商業施設への経済波及効果もあるとして、さらなるにぎわい創出を期待する。
認知度アップにイベント
海の駅認定を記念してパシフィコ横浜は、ぷかりさん橋を利用した初の大型イベントを4月21日と22日に開催した。当日は「臨港パークフリーマーケット」とドッグランやマルシェなどの「マリーンドッグパーティ」が同時開催。晴天に恵まれ大勢の人でにぎわった。
パシフィコ横浜はぷかりさん橋について「質の高いさん橋です。個人所有のクルーザーやプレジャーボートなどの海からの誘客を高めたい」と今回の認定に期待を示す。今後、定期的にイベントなどの実施も計画する。
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