中区・西区版 掲載号:2018年4月26日号
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県立歴史博物館 52年目に再開館 約2年の改修終え、28日から

文化

建物は国の重要文化財に指定
建物は国の重要文化財に指定
 青銅色のドーム型屋根が印象的な、馬車道の神奈川県立歴史博物館。空調設備等の改修工事のため2016年6月から2年近く休館していたが、4月28日(金)に再オープンする。再開を記念し、30日(月・祝)までの3日間は入館料が無料になる。

 1967年に「県立博物館」として設立された同館。95年に自然科学系部門が県立生命の星・地球博物館=小田原市=に移転し、歴史博物館として再出発した。

 建物は旧横浜正金銀行本店として114年前に建設。国の重要文化財に指定されている。シンボルであるドームは関東大震災で焼失し、現在のものは戦後復元された。

 改修工事は95年の再編時以来。収蔵品の保管環境改善が目的で、室温22度、湿度55%前後の最適な収蔵環境となった。休館中には、相模人形芝居の衣装など常設展示品の修復も行われた。

若手学芸員の特別展も

 昨年の開館50周年は休館中だったため、再開に合わせて開館51周年記念の「つなぐ、神奈川県博」と題した特別展を7月1日(日)まで開催する。

 展示を企画したのは学芸員歴8年以内の若手5人。「ドーム・人・空間・研究・未来」の5つのテーマをつなぐ展示を、5人それぞれが担当。「人をつなぐ」がテーマの展示では、収蔵資料の製作者や資料を大切にしてきたコレクターなど、歴史やジャンルの垣根を越えた展示に挑戦している。

 一昨年の12月からテーマ決めや展示品選定などの準備を進めてきた。5人のリーダーを務める千葉毅さんは「それぞれが得意分野の枠を超えて取り組んだ。これまでの50年を振り返り、これからの50年を考えるきっかけになれば」と話す。

 開館時間は通常午前9時30分から午後5時まで。問合せは同館【電話】045・201・0926へ。

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