戻る

中区・西区・南区 ピックアップ(PR)

公開日:2018.09.27

健康管理に必要な生活習慣 コレットマーレ医療モール「みなとみらいケンズクリニック」
胃ポリープに精密検査は必要?
取材協力/みなとみらいケンズクリニック 渡邊史郎院長

  • 渡邊 史郎 院長

 Q・人間ドックの胃バリウム検査で胃ポリープを指摘されました。精密検査が必要ですか?

 A・胃ポリープは胃の粘膜にできる、隆起した病変です。胃ポリープには胃底腺ポリープ、過形成性ポリープ、および胃腺腫などがあります。

 胃底腺ポリープはピロリ菌のいない・萎縮のない粘膜にできやすいといわれています。表面は滑らかで、特に色の変化はなく、多発します。通常ガン化することはなく、一般的に放置をして心配のないポリープです。

 過形成性ポリープは赤く、表面にイチゴのような顆粒状の凹凸があります。出血やびらんも多くみうけられます。過形成性ポリープも放置可能な心配のないポリープですが、大きさが2cmをこえるものは内視鏡治療を検討します。

 胃腺腫は萎縮した粘膜で発生しやすいポリープです。大きくなるとがんになる可能性があるため、小さなものは半年から1年に1回の検査で経過観察を行い、2cmをこえる胃腺腫やガンの疑いがあるものは内視鏡的に切除します。

 胃バリウム検査でこれらのポリープを見分けることは困難であり、胃バリウム検査で胃ポリープを指摘された方は、内視鏡検査をおすすめします。内視鏡検査は鎮静剤を使用することで、楽に受けることができます。検査に不安がある方は、是非ご相談ください。

医療法人社団健生会 みなとみらいケンズクリニック

〒231-8331横浜市中区桜木町1-1-7 TOCみなとみらい3階

TEL:045-651-2588

http://www.kens-clinic.jp/minatomirai/

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    中区・西区・南区 ピックアップ(PR)の新着記事

    中区・西区・南区 ピックアップ(PR)の記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS